女子マラソン代表の前田穂南「最大限のパフォーマンス発揮」2度目の五輪へ意気込み
女子マラソンの日本記録保持者でパリ五輪代表の前田穂南(27)=天満屋=が2日、岡山市内で練習を公開した。5月12日の仙台国際ハーフマラソンで優勝したあとも調整は順調に進んでおり、この日も軽めのジョギングで軽快に駆け抜けた。「また世界で勝負できる誇りを持って、最大限のパフォーマンスを発揮できるようにしたい」と、2度目の五輪へ意気込みを示した。今後は米国アルバカーキでの高地合宿で仕上げる予定。
パリ五輪のマラソンコースはアップダウンの起伏が大きいタフな設定になっており「過酷なレースになると思う。元気な状態でスタートラインに立てるように」と先を見据えた。午後から行われた励ます会では、約300人の出席者の前で「パリのコースをしっかり駆け抜けてきたい」と力強く決意を表明した。