代表合流の石川祐希「今まで通りの雰囲気で」ネーションズリーグ・福岡大会へ自然体で臨む

 バレーボールのネーションズリーグ男子第2週の福岡大会開幕を4日に控え、日本は2日に会場の北九州市西日本総合展示場で公式練習を行い、実戦形式のメニューなどで汗を流した。第1週はコンディション調整で欠場した主将の石川祐希(ペルージャ)と高橋藍(サントリー)が2日前から合流。石川は「しっかり調整できた。コンディションは問題ない」と話した。

 パリ五輪で表彰台を狙う日本は、第1週で3勝1敗と好スタート。試合を見ていたという石川は「非常に頼もしい」と感じたという。「僕が主将でもあるし、今まで通りの雰囲気で入るだけ」と自然体で臨む。

 初戦は4日のイラン戦。5日にドイツ、7日にポーランド、8日にスロベニアと顔を合わせる。いずれも力がある強豪ばかりで、高橋藍は「試合の中でレベルアップしながら、相手に勝っていきたい」と力を込めた。

 ◆ネーションズリーグ 男子のワールドリーグと、女子のワールドグランプリが統合された国際大会で、2018年に新設された。年に1度開催され、世界トップの男女各16チームが参加する。1次リーグは週4戦ずつ、3週間にわたって計12試合を消化。ベスト8以上が決勝大会に進出し、トーナメント戦で優勝チームが決まる。世界ランキングに影響するため、パリ五輪出場を目指す女子日本代表にとって最も重要な大会。

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