バレー男子アジア決戦で粋なフェアプレー応酬 高橋藍の強打アウト判定→ビデオ判定要求もイランがワンタッチ自己申告 その後日本側も SNS反響「初めて見た!」
「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本3-0イラン」(4日、西日本総合展示場)
1次リーグ第2週の福岡大会が開幕し、世界ランク4位の日本は、同16位のイランと対戦し、3-0でストレート勝ちを収めた。1次リーグ通算4勝1敗とした。
アジアのライバル同士の戦いだったが、第2セットにすがすがしいスポーツマンシップを感じさせる場面があった。日本の13-14と競った場面で、高橋藍のスパイクがアウトの判定。高橋藍はワンタッチがあったとして、ビデオ判定をベンチに要求。その後、高橋藍は相手選手と身ぶり手ぶりでやりとりをした中で、イラン側が自己申告でタッチがあったことを認めた。SNSでは「イラン自己申告だ ナイススポーツマンシップ」、「自己申告!初めて見た!」、「ワンタッチの自己申告、優しい世界」と反響を呼んでいた。
その後、日本側も自己申告する場面があり、「最高かよ!」とさらに反響を生んだ。
日本は先月に行われた第1週のブラジル大会で3勝1敗の成績を残した。今季イタリアリーグを戦った石川主将、高橋藍がこの大会からの合流となった。
◇明日以降の日本戦の日程5日ドイツ戦(午後7時20分開始)
7日ポーランド戦(午後7時20分開始)
8日スロベニア戦(午後7時20分開始)