バレー男子で話題 「グリーンカード」って何? 相次いだタッチ自己申告で提示 フェアプレー精神と遅延防止に一役 最多チームに賞金約465万円

 「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本3-0イラン」(4日、西日本総合展示場)

 1次リーグ第2週の福岡大会が開幕し、世界ランク4位の日本は、同16位のイランと対戦し、3-0でストレート勝ちを収めた。1次リーグ通算4勝1敗とした。

 アジアのライバル同士の戦いの中で大きな話題を呼んだ場面があった。日本の13-14と競った場面で、高橋藍のスパイクがアウトの判定。高橋藍はワンタッチがあったとして、ビデオ判定をベンチに要求。その後、高橋藍は相手選手と身ぶり手ぶりでやりとりをした中で、イラン側が自己申告でタッチがあったことを認めた。その後、日本でもタッチがあった場合、小野寺らが自己申告。申告した選手には緑色の「グリーンカード」が提示された。

 SNSでは「イラン自己申告だ ナイススポーツマンシップ」、「自己申告!初めて見た!」、「ワンタッチの自己申告、優しい世界」と反響を呼んだ一方で「グリーンカード何枚か集めたら何かあるのかな?」、「何枚か集めると得点になるのか?お皿くれるの?」と、疑問の声も上がり、「グリーンカード」がトレンド入りする事態となった。

 同カードは昨年のネーションズリーグから試験導入。フェアプレー精神と、ビデオ判定による試合の遅延を防ぐことに一役買っており、今大会の大会規定にも明記されている。大会終了時に最も多くのグリーンカードを獲得したチームには賞金3万ドル(約465万円)が贈呈され、同点の場合には順位が上のチームが獲得する。

 ◇明日以降の日本戦の日程

 5日ドイツ戦(午後7時20分開始)

 7日ポーランド戦(午後7時20分開始)

 8日スロベニア戦(午後7時20分開始)

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