バレー男子 日本が第1セットを先取 石川祐希が獅子奮迅の活躍 スタンドギリギリまで追った神レシーブも
「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本-ドイツ」(5日、西日本総合展示場)
日本が第1セットを25-22で先取した。石川祐希が攻守にわたる活躍でチームをけん引した。
いきなり高橋藍の強烈なバックアタックで幕が開けると、序盤は点の取り合いとなった。それでも日本が連続ポイントで突き放すとドイツはたまらずタイムアウトをとった。
その後、10-10のタイに持ち込まれ、再び接戦となったが、主将の石川が鮮やかなフェイント、厳しい態勢からブロックアウトを奪うなど剛柔自在のアタックで得点を重ねた。さらにスタンドギリギリの位置までボールを追ってレシーブし、得点に繋げる好守など獅子奮迅の活躍。最後もラリーからの厳しい態勢でスパイクを打ち抜き、セットポイントをものにした。
ドイツとは通算16勝19敗で、直近は5連勝中。第1セットから競り合いの中できっちりと得点を重ねた。タイムアウト後の攻撃を断ち切るなど、主導権を渡さなかった内容だ。
日本は1次リーグ第2週の初戦となった4日のイラン戦で3-0のストレート勝ち。合流した高橋藍がチーム最多タイの14得点をマークするなど、石川とともにチームに新たな勢いを吹き込み、4勝1敗としていた。
ただ第2セットは終盤、ドイツのブロックに阻まれ、22-25で落としてしまった。