日本が第4セットを奪い返す 一進一退の攻防で最後は石川祐希が鮮やかブロックポイント 勝負は最終セットへ

 第4セット、スパイクを決めて喜ぶ石川
 第4セット、サーブを失敗し悔しがる西田(手前左)
 第4セット、得点を奪い、喜び合う西田有志(左から2人目)ら日本の選手たち(撮影・中村太一)
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 「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本-ドイツ」(5日、西日本総合展示場)

 後がない日本は第4セットを26-24で奪い返した。一進一退の攻防を制してタイに持ち込んだ。

 序盤からドイツのサーブに苦しめられた中、懸命のレシーブでチャンスを生み出すと、西田らアタッカーが着実に得点を積み重ねた。だが中盤にドイツの3連続ポイントで追いつかれ、18-18の白熱した展開に。

 以降もゲームは均衡した状態で推移し、どちらに転んでもおかしく無い状態に。ドイツのサーブミスでセットポイントへ持ち込むと、ここで石川を前衛に投入。これが功を奏し、石川のブロックポイントで第4セットを奪った。

 第1セットは先取するも、第2、第3セットとドイツの高いブロック、強烈なサーブにクス占められ、連続して落としていた中、勝負は第5セットへ持ち込まれた。

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