トランポリン・森ひかる パリ五輪へ「状態は悪くない」 ネイルは「心、愛がテーマ」のハート 「楽しい心を持ってられるように」
トランポリンで今夏のパリ五輪に出場する日本代表が7日、都内で練習を公開した。女子代表の森ひかる(TOKIOインカラミ)は、開幕まで50日を切った夢舞台へ「状態は悪くないです」とうなずいた。
5月のパリ五輪代表選考を勝ち抜き、2大会連続の五輪代表に決まった。選考会ではディズニー映画『アナと雪の女王』のエルサをイメージしたネイルで挑んだが、この日はハートが全ての指にあしらわれたネイルで報道陣の前に登場。「心というか、愛というか。(それを)テーマにこれにしました」と説明した。これまで重責に苦しんだこともあるだけに、「頑張る頑張るばっかりにならないで、ちゃんと楽しい心とか、そういうものを持っていられるようにっていうので、これしました」という。
19年世界選手権で金メダルを獲得しながら、21年東京五輪ではまさかの予選敗退となり大号泣。ただ、五輪後に奮起した。「東京がこうだからとかそういうものではなく、今楽しいからそれを忘れたくない。楽しいとか、トランポリンが好きだっていう気持ちを絶対に忘れたくない」と、初心を忘れずに夢舞台に挑む。