バレー男子日本 奇策“W智大”に会場騒然 本職リベロの山本をレシーバー起用 小川とダブルリベロに 石川祐希をリベロ登録温存で実現

 ベンチスタートの西田有志(1)、石川祐希(14)、高橋藍(12)=撮影・中田匡峻
 試合前練習で笑顔を見せる石川祐希(撮影・中田匡峻)
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 「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本-ポーランド」(7日、西日本総合展示場)

 世界ランク4位の日本は前回覇者で同ランク1位のポーランドと対戦した。第1セットは17-25、第2セットも15-25で落とした。

 パリ五輪本番の試金石となる一戦。日本はエバデダン・ラリー、甲斐、富田、宮浦とこれまで出場機会の少なかった選手を先発起用して臨んでおり、ポーランドの高さとパワーに苦戦が続いている。第2セット21-12には本職リベロの山本をレシーバーとして出場させた。この日は、主将でエースの石川祐希は異例のリベロ登録しており、リベロで出場している小川と山本の“W智大”の奇策に会場は大きく沸いた。

 パリ五輪本番に向けて、世界ランク上位を維持したい日本だが、格上相手では敗戦でも失うポイントが少ないため、今後を見据えての起用とみられる。この日は石川が黒のリベロユニホームでベンチ入りしており、山本はリベロ以外の選手が着る赤ユニホームを着ていた。SNSでは国内外のファンから「石川くんリベロ登録なの?」、「山本をレシーバーで入れるのかな」、「休ませる判断か」と反響を呼んでいた。

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