カーリング女子２大会連続五輪メダルチーム、ロコ・ソラーレの藤沢五月、吉田知那美、１８年平昌五輪男子代表の山口剛史、２１年日本選手権優勝のフォルティウスの小野寺佳歩、近江谷杏菜、元富士急スキップの小穴桃里、中部電力時代に日本選手権Ｖ４経験を持つ市川美余さんが８日、横浜市の横浜銀行アイスアリーナで行われたカーリング教室に参加し、小学生約１５０人を指導した。

　氷上競技未経験の子もいる子供たちに藤沢は転び方から指導。自ら実践し、丁寧に教えていた。「子供たちが純粋にカーリングを楽しむ姿をみて、私も５歳で始めた時はこんなだったなって思い出しました。本当に楽しい時間を過ごせました」と、笑顔で振り返った。

　来年２月に横浜で初となる日本選手権開催が決定。２６年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪への重要な選考会となる。「私たち自身も見てもらうからにはたくさんの方に会場にきてもらいたい。その分、私たちも最高のパフォーマンスができるように来季いい形でスタートできればと思います」と、見据えた。