元幕内・千代の国「感謝でいっぱい」万感断髪式 闘病中の兄・澤田さんとの“最後の一番”かなわず

 昨年の名古屋場所で現役を引退した大相撲の元幕内千代の国の佐ノ山親方(33)の断髪式が8日、東京・両国国技館で行われた。師匠の九重親方(元大関千代大海)の止めばさみで大いちょうに別れを告げ「感謝の気持ちでいっぱい」と万感をにじませた。

 兄で俳優となった元幕下千代の真の澤田賢澄さんとは最後の一番をとる予定だったが、4月に脳幹出血で倒れて入院闘病中のためかなわず。式で兄の名前を呼び上げられた佐ノ山親方は涙。現在は目を開いて声に反応するようになったと説明し「無事に断髪式が終わったと報告したい。よくなることを信じて、みなさんに応援していただきたい」と願った。

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