バレー パナソニックが「大阪ブルテオン」に改称 西田有志「優勝に導く一員でありたい」高橋藍加入のサントリーは「個人として見ていない」

 バレーボールのパナソニックが11日、大阪市内で会見を開き、クラブ名を「大阪ブルテオン」に改称すると発表した。日本代表・西田有志(24)は「新しい名前がファンに根付くように結果を残す」と意気込みを語った。

 今秋から発足する新リーグ「SVリーグ」に向け、クラブも企業名を外して本拠地の大阪を冠することで、地域共生しながら世界最高峰を目指す。西田は「僕としてはあまりやることは変わらない。チームを優勝に導く一員でありたい」と中心となって盛り上げる決意を口にした。

 大阪にはサントリー、堺ブレイザーズを含め3チームあり、中でも今季Vリーグ1部で優勝したサントリーは来季、イタリア1部・モンツァから高橋藍(22)が加入。日本代表の後輩でもある強敵が加わることになるが、西田は「僕は個人として見ていない。チームとしてどう倒していくかがバレーの面白さ。高橋選手もすごくレベルの高い選手。ほかにもいろんな選手がいる。注目される選手がいるというより、サントリーは強いから優勝している。戦っていくために、1人で見るだけでなくチームをどう生かしていくかが重要だと思う」とチーム全体の力で上回ることを目標に掲げた。

 パリで52年ぶりの五輪メダルを目指す日本代表としても、ネーションズリーグも18日からマニラで最終第3週が始まる。「バレーボールに注目してもらうため、自分たちがパリでまず結果を出してメダルを取るとか、有言実行することが重要」と力を込めた。

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