バレー女子日本は世界ランク7位に後退 アジア最上位から陥落 中国が6位浮上 カナダにフルセット負けでマイナス7・69点
「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本2-3カナダ」(13日、西日本総合展示場)
世界ランク6位の日本が同10位のカナダと対戦し、2-3(25-23、25-22、20-25、21-25、14-16)でまさかの大逆転負け。勝利なら6大会連続となるパリ五輪出場権獲得が事実上確定した一戦だったが、五輪切符は14日以降に持ち越しとなった。
フルセット負けで世界ランクポイントがマイナス7・69され、中国にアジア最上位を明け渡し、7位に後退した。
日本は15日にセルビア、16日に米国と対戦する。
◇パリ五輪の出場枠は「12」。昨年の時点で7カ国(開催国枠のフランス、トルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国)が決まった。残り5枠は、今大会の1次リーグ終了時点(6月17日)の世界ランキングで決定するが、今大会でイタリアも当確ランプを灯している。日本が五輪出場権を獲得する条件は2通り。①アジア最上位に立つ。②アジア最上位、アフリカ最上位を除く上位3位以内に入る。 ◇世界ランキング(日本-カナダ終了時点)と世界ランクポイント【1】トルコ 390・69点
【2】ブラジル 389・13点
【3】ポーランド 366・17点
④イタリア 364・69点
【5】米国 356・08点
⑥中国(アジア最上位) 329・55点
⑦日本 322・94点
【8】セルビア 314・63点
⑨オランダ 293・03点
⑩カナダ 290・24点
【11】ドミニカ共和国 272・22点
⑫ドイツ 213・09点
【19】フランス 165・11点
【20】ケニア(アフリカ最上位) 162・42点
※【】はすでに五輪出場権を獲得している国。