柔道・斉藤立 異例!五輪直前に大会派遣 100キロ超級「金獲り」作戦 鈴木桂治監督が明かした狙い

 柔道日本男子の鈴木桂治監督が14日、オンラインで取材に応じた。パリ五輪100キロ超級代表の斉藤立(JESグループ)を五輪約1カ月前のパンアメリカン・オープン(21~22日、ペルー)に派遣する異例の措置について、シード順を上げて本番での組み合わせを優位にする目的を説明。

 現在五輪ランク7位につけており、このままなら世界王者のロシア選手、タソエフと準々決勝で当たるが、今大会に出て6位に上がれば準決勝までは回避できる。「強い選手から逃げるわけではなく、金メダルに近づく戦略の1つ」と述べた。五輪2連覇王者リネール(フランス)もエントリーしているが、シード順を巡る駆け引きとみられる。

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