阿部詩がバッサリ!パリ五輪へ原点回帰のショートヘア「気合を入れて」収穫の国際合宿から帰国
柔道女子52キロ級でパリ五輪代表の阿部詩(23)=パーク24=が16日、クロアチアで参加していた国際合宿を終えて羽田空港に帰国した。五輪直前期だったが、東京五輪48キロ級金メダルのクラスニキ(コソボ)、24年世界女王のジュフリダ(イタリア)ら同階級のライバル選手と惜しむことなく手合わせしたといい、「思った以上に海外の強い選手がたくさんいたので、組んでみて今自分に足りないことや、(普段の練習で)やっていることができた部分を感じることができた。すごくいい合宿になった」と収穫を強調した。
また、出発前に髪を切り、おなじみのショートヘアになったが、「バッサリ切りたいなと。(前の)髪形に飽きてきたので、違う髪形にしてみたいなと。東京(五輪)前もこのくらい(の長さ)だったと思う。(パリ五輪へ)気合を入れて(笑)。本番もそれくらい(の長さ)でいく」と、ちゃめっ気たっぷりに“原点回帰”を明かした。
五輪2連覇に向けて、ここからラスト1カ月は最終調整に入るが、「だいぶ体もいい感じに仕上がってきて、気持ちもだんだん上り調子になって、あとは今回出た課題1つ1つをつぶして、自分の調子を伸ばすことに目を向けたい」とうなずいた。