照ノ富士、相撲取らず基礎運動 尊富士は立ち合いの確認
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左脇腹痛などで2場所連続休場中の大相撲の横綱照ノ富士は17日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で稽古し、腰を下ろしてのすり足など入念に基礎運動を繰り返した。名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)の出場可否は明言せず、現在の状態について多くを語らなかった。
上半身の筋肉には張りがある一方、太もも回りは細くなった印象が否めない。古傷を抱える両膝を鍛えるために、片足でバランスを取る運動を継続。全身汗だくになって追い込んでいた。
春場所で新入幕優勝を果たしながら右足首負傷で夏場所を全休した幕内尊富士は相撲を取らず、立ち合いの確認に多くの時間を割いた。