ウルフ・アロン 東京五輪後「TV出すぎて」体重25キロ増→パリ五輪落選ピンチ 最後は絶食状態で100キロ級に
パリ五輪柔道100キロ級男子の日本代表、ウルフ・アロン(28)が今月8日に放送されたフジテレビ「ジャンクSPORTS」に出演。東京五輪で金メダル獲得後、体重が25キロも増えて、パリ五輪出場のピンチがあったことを明かした。
ウルフは今年2月14日、男女全14階級の最後に五輪代表に内定した。東京五輪後は、得意のトーク力を発揮して精力的にテレビ出演するなど、柔道の周知活動にも貢献。「東京五輪終わって、メディアとかたくさん出てて」「テレビ出すぎて…楽屋弁当おいしいっすね、本当に。いっぱい食べさせていただきました。ありがとうございました」と感謝した。
「そのかいもあって、体重が3カ月後、12月末前には、125キロにならさせていただいて」と話すと、MCの浜田雅功は「『ならせていただいて』って。ハハハッ!」と爆笑。ウルフは続けて「で、100キロ級に戻す、ってことで、稽古と食事制限で、最後、絶食みたいな感じになって、100キロに落としたんですけど、穴井(隆将)先生(天理大柔道部監督)のところの学生に負けて。そん時の応援の声とか忘れないです。『バテてるぞ!』と」と苦笑いで振り返った。
穴井監督は「正直ね、ウルフ終わったな(と思った)」と笑い。教え子に「お前チャンスやぞ!パリ行けるぞ!ってガンガン言ってたんですけど、結局、最後に調子をパッとあげて、(ウルフが)代表に内定する。強いのはもちろんですけど、(彼は)“何か”を持ってる」と語っていた。