スケボー パリ五輪代表選手が続々決定! 東京から3年、身長20センチ伸びた開心那は五輪予選ランク1位でパリへ
「スケートボード・パリ五輪予選シリーズ」(23日、ブダペスト)
都市型スポーツのパリ五輪予選シリーズ最終戦最終日は23日、ブダペストで行われ、スケートボード決勝の女子パークで3位に入った開心那、5位の草木ひなのと準決勝で落選した東京五輪女王の四十住さくらが予選ランキングで代表入りした。スケートボード男子ストリートは優勝した堀米雄斗のほか、白井空良と小野寺吟雲が代表に決まった。また、スポーツクライミング女子複合決勝は野中生萌が2位となり、シリーズ総合2位で五輪出場権を獲得した。
暫定6位で迎えた最終3回目の試技。開はトレードマークの長い髪をなびかせてパークを疾走し、板の先端でコース縁を滑る得意の「ノーズグラインド」も成功させた。91・83点の高得点で3位に食い込み「安心した。うれしかった」。堂々の五輪予選ランキング1位で、金メダルを目指すパリ五輪代表に決まった。
夏季五輪の日本勢最年少出場と最年少メダルを達成した東京大会から3年で身長は20センチ以上伸び、170センチと体格は大きく変化した。五輪予選は6戦中5戦で表彰台と抜群の安定感。パリに向けて「自分の滑りを出し切り、トップに」と宣言した15歳の新エースは迷いなく頂点だけを見据えた。