バレー女子 日本はイタリアに敗れて銀メダル 国際大会47年ぶり金ならず 相手エース・エゴヌは涙

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ・決勝、日本1-3イタリア」(23日、バンコク)

 世界ランキング7位の日本は同1位・イタリアと世界一の座をかけて激突。1-3で敗れ、銀メダルとなった。1977年のW杯以来、主要国際大会での47年ぶり金メダルはならなかった。

 第1セットはいきなり3連続失点。タイムアウト直後に石川、古賀らがスパイクを決めて対抗したが、相手エース・エゴヌに次々と強烈なスパイクを決められ、リードを広げられた。結局、第1セットは17-25で落とした。

 第2セットも劣勢。古賀、山田のスパイクで対抗したが、最高到達点3m44のエゴヌを止められず、17-25と圧倒された。第3セットは荒木のブロックで流れをつかむと、井上が爆発。バックアタック、スパイク、サービスエースと次々得点を重ね、25-21で1セットを取り返した。

 第4セットは序盤から失点を重ねる苦しい展開。粘り強い守りで対抗し、14-20から3連続ポイント。だが、エゴヌの強打で流れを止められると、20-25で押し切られた。相手エース・エゴヌは表彰式で涙を流して喜ぶ姿もあった。

 主将・古賀が大会のベストアウトサイドヒッター、小島がベストリベロに選出された。

 前日の準決勝ではブラジルをフルセットの死闘の末に破り、決勝進出。決勝で敗れたが、ネーションズリーグでは初のメダル獲得でパリ五輪へ弾みがつく結果となった。

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