バレー男子 パリ五輪代表12人を発表 石川祐希、高橋藍、西田有志らを選出 リベロは山本智大 52年ぶりメダルへ最強布陣 ブラン監督が発表「我々は歴史を作る」
日本バレーボール協会は24日、7月に開幕するパリ五輪の男子日本代表内定選手12人を発表した。石川祐希主将、高橋藍、西田有志ら主力メンバーが顔をそろえた。
オンラインで会見した南部強化委員長は「フィリップ監督、スタッフが何度も議論を重ねて最終メンバーを確定させた。ここから1日たりとも無駄にすることなく、パリで最大の成果を出したい」と説明。フィリップ・ブラン監督は「東京五輪が終わった後から段階的な強化に挑んできた」は現在戦っているネーションズリーグでの手応えを語った後、午後2時20分から名前を読み上げ、最後に「我々は歴史を作る。そしてメダルを取るためにゴールに向かって突き進むことを誓う。パリ五輪後にすべての人々が我々の戦いに誇りを持ってもらえることを期待している」と、誓った。
日本男子は現在開催中のネーションズリーグで1次リーグを9勝3敗で終え、世界ランク2位に浮上。26日に行われるパリ五輪1次リーグ組み合わせ抽選では開催国のフランス、世界ランク1位のポーランドとともに第1ポットに入ることが決まっている。同五輪では金メダルを獲得した1972年ミュンヘン五輪以来52年ぶりとなるメダル獲得を狙う。
◇メンバーは次の通り。
①OP西田有志
②MB小野寺太志
③S深津旭弘
④OP宮浦健人
⑤OH大塚達宣
⑥MB山内晶大
⑧S関田誠大
⑩MB高橋健太郎
⑫OH高橋藍
⑭OH石川祐希
⑮OH甲斐優斗
⑳L山本智大
※丸数字は背番号、OPはオポジット、MBはミドルブロッカー、Sはセッター、OHはアウトサイドヒッター、Lはリベロ