池江璃花子の母 白血病で壮絶闘病の娘は「泣きわめき、どんどん壊れていく」病室出て涙する日々だったと明かす

 競泳・池江璃花子選手(23)の母・美由紀さんが24日、日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話 2時間SP」に出演。バラエティー番組の密着取材を初めて受け、娘との23年を語った。

 現在、幼児教室の経営者で講演活動も行う美由紀さんはシングルマザーとして池江と兄と姉、3人の子供を育てあげた。池江は東京五輪を前にした2019年2月、急性リンパ性白血病を発症。抗がん剤治療による激しい頭痛と吐き気で食事をとれない日々が続き、体重は18キロも減った。

 美由紀さんは「『死にたい』って、泣きわめいた。その時は正気じゃなかった。病気を治してるんだけど、どんどん壊れていく…。普通の日常生活もできなくなってしまうのか…と思う時もあった。娘と別れて病室(病院)の廊下を歩きながら、涙が出てくることが多々あって…」。「弱音が吐けないように育ててしまった…それでよかったのか」と自問自答することもあったと振り返った。

 ポジティブで、子育てもダメなものはダメ、と教え続けたという。壮絶な闘病生活に加え、競技復帰を目標に厳しい筋トレや練習に打ち込む病と闘う池江。ある日、病室で「東京オリンピックまで499日。まだまだ諦めない」と決意を口に。それから娘とともに、前を向いたことを明かした。

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