ブレイキン・大能寛飛が涙のパリ五輪代表入り「悔し泣きがうれし泣きに変わった。努力してきて良かった」

 「ブレイキン・パリ五輪予選シリーズ」(23日、ブダペスト)

 都市型スポーツのパリ五輪予選シリーズ最終戦最終日は23日、ブダペストで行われ、五輪初採用のブレイキンで女子は日本勢対決の決勝を制した25歳の湯浅亜実(ダンサー名・AMI)が、準優勝だった41歳の福島あゆみ(AYUMI)とともに代表に決まった。男子は19歳の大能寛飛(おおの・ひろと)=HIRO10=が6位となって出場権を獲得。スケートボードの女子ストリートは五輪予選を初制覇した14歳の吉沢恋(ACT SB STORE)が初の代表入り。中山楓奈(ムラサキスポーツ)は2大会連続、赤間凜音は初の五輪切符を得た。

 涙に暮れていた大能に、吉報が届いた。準々決勝で敗退したが、五輪代表を争った菱川が準決勝で敗れたことで、予選シリーズ2戦の合計ポイントで5点上回った。「悔し泣きがうれし泣きに変わった。努力してきて良かった」と感極まった。金沢市出身で、1月の能登半島地震では石川県穴水町の祖母が被災した。パリ切符をつかみ「地元の人たちに元気を届けられた」と言い切った。1カ月後の夢舞台へ「死ぬ気で頑張る。金メダルを絶対取る」と誓った。

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