バレー男子 日本は米国、アルゼンチン、ドイツと同組 石川祐希「決して簡単なグループではない。気は抜けない」パリ五輪1次L組み合わせ

 パリ五輪バレーボール男子の1次リーグ組み合わせ抽選が26日、ポーランドのウッジで行われ、世界ランキング2位の日本は5位の米国、8位で東京五輪銅メダルのアルゼンチン、11位ドイツとともにC組になった。

 日本協会によると日本の過去の対戦成績は米国が75勝137敗、アルゼンチンが32勝30敗、ドイツが17勝19敗。

 男子日本代表主将の石川祐希は協会を通じて「決して簡単なグループではない。どのチームも力を持っているので、気は抜けない。ドイツとアルゼンチン、この2チームとの対戦は非常に重要。3位まで(3位のチーム中上位2チーム)は決勝トーナメントに進めるが厳しい戦いになると思う。オリンピックでの目標はメダルを獲得することなので、そこだけを見て練習していく」などとコメントした。

 1次リーグの組み合わせは以下の通り(カッコ内は6月24日時点の世界ランキング)

 【A組】

 フランス(開催国、7位)、スロベニア(3位)、カナダ(9位)、セルビア(10位)

 【B組】

 ポーランド(1位)、イタリア(4位)、ブラジル(6位)、エジプト(19位)

 【C組】

 日本(2位)、米国(5位)、アルゼンチン(8位)、ドイツ(11位)

 男子日本のフィリップ・ブラン監督と石川のコメント全文は以下の通り。

 ブラン監督「オリンピックの予選ラウンドが難しいことは分かっているし、(抽選結果を見て)最悪な相手とも簡単な相手だとも思っていない。とにかくメダルを獲るにはこの対戦国と張り合う必要がある。アルゼンチンとドイツに勝つことが重要になるだろう。(準々決勝以降、簡単な相手はいないが)予選ラウンドを上位通過できれば同ラウンド3位のチームと戦える可能性があるので、アメリカに対しても勝つことができればと思っている。ここ3年、この大会のために準備をしてきた。去年は出場権を得ることが目標だった。そして今年はオリンピックでのメダル獲得という素晴らしい目標にフォーカスしている。目標を達成することはとても難しいことも分かっているが、メダル獲得が我々の夢なのでそれを達成できるように、またコートで選手が活躍できるように背中を押していきたい」

 石川祐希「決して簡単なグループではない。どのチームも力を持っているので、気は抜けない。ドイツとアルゼンチン、この2チームとの対戦は非常に重要。3位まで(3位のチーム中上位2チーム)は決勝トーナメントに進めるが厳しい戦いになると思う。ドイツはランキングとしては下位であるが、昨年のパリ五輪予選で自力出場を決めている非常に力のあるチームなので、気を引き締めて臨みたい。オリンピックでの目標はメダルを獲得することなので、そこだけを見て練習していく。どの試合も簡単ではないので、毎試合全力でベストパフォーマンスを出せるように戦いたい」

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