16歳のドルーリーが1500M決勝進出「6着以内でという目標で走った」田中希実と日本選手権初対決へ

 「陸上・日本選手権」(27日、デンカビッグスワンスタジアム)

 パリ五輪代表選考会を兼ねて行われ、女子1500メートル予選はドルーリー朱瑛里(16)=津山高=が4分16秒69の予選1組6着で突破した。

 ドルーリーの自己ベストは4分15秒50。五輪参加標準記録の4分02秒50を突破して優勝すれば、初の五輪出場がかなう。

 レース後、ドルーリーは「6着以内でという目標で走って、決勝に残れて良かった。(田中と決勝で)そういう機会を成長できると捉えて頑張りたい」とコメントした。

 28日に行われる決勝で2組1着の田中希実(24)=ニューバランス=と日本選手権の舞台で初対決する。ドルーリーの自己ベストは4分15秒50。五輪参加標準記録の4分02秒50を突破して優勝すれば、初の五輪出場がかなう。

 23年の全国都道府県対抗女子駅伝3区で17人抜きの区間新記録で駅伝デビューを飾ったドルーリーにとって、田中は憧れの存在。昨年の同大会は田中と同じ2区を走り、8人抜きの区間5位。一方の田中は区間賞だった。

 トラック競技での2人の対決は今年4月の選抜中・長距離大会女子1500メートル(タイムレース)以来。同大会は田中が4分7秒98で日本人トップの2位だった。ドルーリーは13位で「戦える力はあったと思うが、気持ちの弱さが出てしまった。高校記録を出すことを目標に頑張っていきたい」と飛躍を誓っていた。

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