パリ五輪男子バレー 日本は米、アルゼンチン、独とC組 石川「決して簡単な組ではない」8強へ難敵続く

 パリ五輪バレーボール男子の1次リーグ組み合わせ抽選が26日、ポーランドのウッジで行われ、世界ランキング2位の日本は、5位の米国、8位で東京五輪銅メダルのアルゼンチン、11位ドイツとともにC組になった。1次リーグは総当たりで争い、各組2位までと3位のうち上位2チームの計8チームが準々決勝に進む。

 優勝した1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダル獲得が期待される日本は米国、アルゼンチン、ドイツと同組。1次リーグは楽ではない組み分けになった。8強入りには最低で1勝、他組の状況によっては2勝が必要。難敵が続くだけに初戦から全力でいく必要がある。

 米国は2016年リオデジャネイロ五輪で、アルゼンチンは21年東京五輪で3位の実績がある。主将の石川祐希(ペルージャ)は「決して簡単な組ではない。どのチームも力を持っているので気は抜けない」と協会を通してコメントした。

 最も不気味なのは米国だ。今年のネーションズリーグ(NL)は精彩を欠いたが、昨年は日本の3位を上回る2位。23日のNLは3-0で勝ったが、ともに控え主体で参考にならない。東京以降、一度もベストメンバーで対戦していないのも気がかりだ。アルゼンチンも東京五輪の銅メダルメンバーが多く残り、勝負強さは折り紙付きだ。日本のブラン監督は「アルゼンチンとドイツに勝つことが重要になるだろう」と述べた。

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