ハンドボール五輪代表発表で波乱 主将東江雄斗がまさかの落選 オルテガ監督「スポーツにはこういうこともある」選手「ショック」も「東江さんの分まで」

 五輪代表を発表するオルテガ監督
 会見に臨んだハンドボール五輪代表
 パリ五輪ハンドボール男子日本代表に選ばれ、記者会見で質問に答える安平
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 日本ハンドボール協会は28日、1988年ソウル五輪以来36年ぶりに自力での五輪出場を果たすことになったパリ五輪に出場する男子代表選手14人と交代選手3人を発表したが、東京五輪以降のキャプテンを務めてきた東江雄斗が落選する波乱があった。

 前監督のダグル・シグルドソン氏が2月に電撃辞任したが、元監督で、今季スペインのバルセロナで欧州CLを制したカルロス・オルテガ監督が7年ぶりに復帰。決断を下したオルテガ監督は「今回の選考は非常に難しかった。前回の代表監督を受けた時から知っている。これまでもキャプテンとしてプレーしてくれていた。チームの最善を考えた上で、クラブでのプレー、今回練習の様子をみて決めた。とにかく彼に伝えたいのは、スポーツにはこういうこともある。引き続き戦っていってほしいと思っている」と、説明した。

 選考については改めて「19人合宿から2人切らなければならなかった。今後14人が最終登録になるが、就任から時間がなく、選手をより深く知るにはまだこの段階では足りない。この17人でパリへ進んでいきたい。どの試合も難しい。できればライバルを驚かせたい」と語った。

 仲間たちにも衝撃があったようで、司令塔を担う安平光佑は「東江さんは日本代表でのプレーも長い。アジア予選でも一緒で、同じポジションでずっと話していたんですけど、外れたことは本当にショック。でも東江さんの分まで頑張っていきたい」と、語った。

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