女子1500M ドルーリー朱瑛里は7位入賞も「ラストで切り替えて追い上げられず悔しい」 田中希実との初対決は「差を経験できた」

 力走するドルーリー朱瑛里(中央)=撮影・吉澤敬太
 優勝した田中希実(右手前)を横目に引き揚げるドルーリー朱瑛里(撮影・吉澤敬太)
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 「陸上・日本選手権」(28日、デンカビッグスワンスタジアム)

 パリ五輪代表選考会を兼ねて行われ、女子1500メートル決勝はドルーリー朱瑛里(16)=津山高=が4分18秒16で7位だった。自己ベストは4分15秒50。

 ドルーリーはレース後「ラスト200、300で切り替えて追い上げられず悔しい。田中選手は1人で押していけるのはすごい。差を経験できたことは大きい。今後はインターハイなどに向けて修正したい」と話した。

 日本選手権決勝で憧れの田中希実(ニューバランス)と同じ舞台で戦った。予選を4分16秒69で突破した27日は「走る機会を大切にしながら、自分自身の走りにも集中して頑張りたい。(田中の仕掛けにも)対応できるようにしっかり、いいレースをしたい」と意気込みを示していた。

 今年の全国都道府県対抗女子駅伝は田中と同じ2区を走り、8人抜きして区間5位。田中は区間賞だった。トラック競技での2人の対決は今年4月の選抜中・長距離大会女子1500メートル(タイムレース)以来。同大会は田中が4分7秒98で日本人トップの2位だった。ドルーリーは13位だった。

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