男子100Mは柳田大輝、桐生祥秀、坂井隆一郎ら有力選手が準決勝進出 残り2枚五輪切符巡りし烈争い

 力走する桐生祥秀(撮影・吉澤敬太)
 力走する柳田大輝(撮影・吉澤敬太)
 予選2組を終え、すっきりした表情の桐生祥秀(右)と、冴えない表情の飯塚翔太(左)=撮影・吉澤敬太
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 「陸上・日本選手権」(29日、デンカビッグスワンスタジアム)

 男子100メートル予選が行われ、有力選手がそろって同日の準決勝に進出した。

 昨年の世界選手権代表の柳田大輝(20)=東洋大=は10秒26(追い風0・5メートル)で5組1着、元日本記録保持者の桐生祥秀(28)=日本生命=は今季自己ベストの10秒21(追い風0・3メートル)で2組1着、4大会連続五輪出場を狙う飯塚翔太(33)=ミズノ=は10秒38(追い風0・3メートル)で2組3着となり、3人ともに準決勝進出。昨年王者の坂井隆一郎(26)=大阪ガス=は10秒18(向かい風0・4メートル)で3組1着、デーデー・ブルーノ(24)=セイコー=は10秒22(向かい風0・4メートル)で3組2着で予選を突破した。

 東京五輪代表の小池祐貴(29)=住友電工=は10秒30(追い風1・3メートル)で4組2着、東田旺洋(関彰商事)は10秒24(追い風0・2メートル)で6組1着で準決勝に駒を進めた。

 今大会はパリ五輪に内定済みのサニブラウン・ハキーム(東レ)が不出場。残り2枠の五輪切符を巡る実質的な“最終選考会”となっている。9秒95の日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)、東京五輪代表の多田修平(住友電工)もけがのため出場を回避していた。

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