ラグビー・エディーHC「怒りも感じています」 若手中心ジャパン先制トライもミス目立ち完敗 若手は「善戦していた」

 「ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ、日本代表10-36マオリ・オールブラックス」(29日、秩父宮ラグビー場)

 ジャパンフィフティーンで臨んだ日本代表はニュージーランドの先住民マオリ系の選手で構成するマオリ・オールブラックスに10-36で敗れた。日本代表のエディー・ジョーンズHCは若手の活躍をたたえた一方で、「負けるのは大嫌い」と結果への怒りも口にした。マオリ・オールブラックスとは7月6日にも対戦。試合は代表同士のテストマッチでなく、キャップ対象外となる。

 若手中心で臨んだ先週のイングランド戦よりも、さらにフレッシュなメンバーで強豪に挑むも完敗。エディーHCは「本日のエフォートは心から誇りに思っていますが、結果に怒りも感じています。次に向けてつなげたい」と前を見据えた。

 序盤はゲームを支配した。前半6分にフッカー原田衛のトライで先制後、同点に追い付かれたが、25分ごろまでは相手陣で押し込む時間帯が続いた。ただ、そこで勝ち越せず徐々に失速。指揮官は「チャンスをたくさんつくれたが、フィニッシュまでには至らなかった」と振り返った。

 後半もチャンスの場面でミスが目立ち、観客のため息が何度も響いた。ただ、8人が代表デビューを飾ったイングランド戦に続いて、登録メンバーの大学生4人全員が出場。エディーHCも「若手が本当に恐れることなく、ひるむことなく善戦していた」と評価した。

 イングランド戦以上の手応えを感じたというエディーHC。「このまま成長を続ければ非常に良いプレーができる」と断言。今後も超速ラグビーの理想を目指し歩み続ける。

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