新小結の平戸海「一つの夢でもあったのでうれしい」 次なる目標は三賞獲得&“師匠超え”

 新小結に昇進し、番付のしこ名を指さす平戸海
 三賞獲得の目標を記した色紙を手に意気込む新小結の平戸海
 新小結に昇進し、笑顔で会見する平戸海
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 日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(7月14日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、平戸海(境川)が新小結に昇進した。愛知県扶桑町の部屋宿舎で会見し「一つの夢でもあったのでうれしい」と顔をほころばせた。

 中卒で入門して8年半。最初は厳しさで知られる境川部屋の稽古に「力が違い過ぎて、あきらめそうになった」こともあったという。それでも「上を目指して頑張ろうと。上に上がりたいという思いでやってきた」とひたすら稽古に励み、部屋頭として三役の座をつかむまでになった。

 境川親方(元小結両国)の最高位にも並び「うれしい。師匠の番付を超えられるように頑張りたい」と次なる目標を“師匠超え”に設定。また「三賞をとったことがないのでとりたい」と初の三賞獲得も目標に掲げた。

 春場所で霧島、夏場所では貴景勝と、2場所連続で大関を撃破。着実な成長を印象づけた。たたき上げの24歳は、同学年の大の里、春場所で新入幕優勝を飾った尊富士ら学生相撲出身者の活躍に「やっぱり悔しいなとは思う。自分ももっと頑張らないとと思わせてくれる」と対抗心。「満足しないでどんどん上に上がれるように頑張っていきたい」とさらなる飛躍を期した。

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