パリ五輪開会式「旗手」抜てきに驚き フェンシング江村美咲「自分でいいの?」「ふさわしい行動を」注目の25歳ヒロイン、2冠目標

 フェンシングのパリ五輪代表18人が2日、都内で記者会見を行った。女子サーブルで世界選手権2連覇の江村美咲(25)=立飛ホールディングス=は、日本選手団の旗手を務めることが決まったことを受け、「最初お話をいただいたときは驚きの気持ちと、自分でいいのか、もっとふさわしい人がいるのではないかと(思った)」と明かしつつ、「フェンシングにとっても(注目を集める)いい機会になるなと、受けさせていただいた。日頃から日本代表としてふさわしい行動を心がけて過ごしていきたい」と意気込みを語った。

 7月26日開幕のパリ五輪では開会式がセーヌ川で行われ、船上パレードで国旗を手に大役を担う。五輪2大会連続出場の江村だが、前回の東京五輪では開会式に出席しなかったといい、「開会式はどんな世界が広がっているのか、ワクワクしている。船に乗るスタイルで、どんな風になるのか想像がついていないが、楽しみにしている」と声を弾ませた。

 22、23年と世界選手権で2連覇するなど、金メダル候補としても期待が懸かる25歳のヒロイン。「自分らしく正々堂々と最後まで戦い抜いて、結果は後からついてくると信じたい」と語り、団体戦についても「目標は出るからにはもちろん金メダル。簡単な目標ではないが、このチームの強みは1人1人の実力が世界的に見ても強いので、1人1人が力を発揮すれば実現可能な目標だと思う」と、大会2冠を視野に力を込めた。

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