幕内復帰の若隆景 霧島と約1年5か月ぶり稽古に「すごく懐かしい」 復活へ手応え「上位の力士と稽古できるようになったのは自信にもなる」

 すり足をする若隆景
 ひさびさに申し合いをした若隆景(左)と霧島
 北の若(左)と相撲をとる若隆景
3枚

 大相撲名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)で6場所ぶりに幕内に復帰した若隆景(荒汐)が3日、名古屋市内の部屋で稽古し、1場所での大関復帰を期す関脇霧島(音羽山)との申し合いに感慨をにじませた。

 出稽古に訪れた霧島とは3番とって2勝1敗。右膝前十字靱帯(じんたい)損傷の大ケガを負った昨年春場所の前以来となる手合わせだった。「相当ひさびさ。入門する前から一緒に稽古してきたので、何とも言えない。すごく懐かしい」と率直な心境を吐露。手術を受けて3場所連続全休後、幕下から出直して再入幕を果たしただけに「一つずつ段階を踏んで、上位の力士と稽古できるようになったのは、一つの自信にもなる」と言葉に復活への実感がこもった。

 夏場所は14勝1敗で十両優勝。復帰から4場所を戦い、右膝の状態も「完璧に治ることはないが、徐々に良くなってきている」と戻って来た。幕内の土俵に上がるのは、関脇だった昨年春場所以来8場所ぶりとなる。「ワクワク感はなくはないけど、しっかり15日間相撲をとれる状況をつくっていきたい」。初日まで10日あまり、力強く復活を示すべく、稽古を積んでいく。

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