バスケ女子「走り勝つシューター軍団」がニュージーランドに大勝!“3点シュートの雨”で猛攻 五輪金メダル獲得へ向けた課題も

 「バスケットボール女子・国際強化試合、日本125-57ニュージーランド」(4日、有明アリーナ)

 世界ランキング9位の日本は、同26位のニュージーランドに125-57で大勝。攻守でチームコンセプトの「走り勝つシューター軍団」が機能した。また、女子代表戦では史上最多の観衆となる1万1624人が詰めかけた。6日も同会場でニュージーランドと戦う。

 3点シュートの雨を降らせた。チーム最多20得点の山本が試合開始すぐに長距離砲を沈めると、林も続いて連続得点。山本の6本を含めチームで計25本も成功させた。日本の速いパス回しに相手が追いつけず、フリーの状況でシュートを打てる場面が多く、45・5%の高い成功率を記録した。

 テーマとした守備も機能した。相手に隙があれば積極的にダブルチームを仕掛け、計19個のスチールを記録。日本が得意とするテンポの速い展開に持ち込み、主導権を握り続けた。チームコンセプトの「走り勝つシューター軍団」を体現し、最後は“100点ゲーム”で圧勝。山本は「個人は攻撃の判断、チームは守備の確認をした。シュートを打ち切れてよかった」と手応えを語った。

 本番までに組織力をどれだけ高められるかが、金メダル獲得のカギを握る。恩塚監督は「守備の瞬間、瞬間でやり切れないところは五輪で勝負を分けるポイント。そこが突き詰められるかが課題」。6日の第2戦が国内で行う最後の実戦。2連勝を収め、万全の状態でパリに乗り込む。

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