バスケ男子日本が韓国にリベンジ快勝 五輪前国内最終戦飾る 代表12人決定前ラストサバイバル終了 ジェイコブス晶が8得点7リバウンドでアピール

 「バスケットボール男子・国際強化試合、日本88-80韓国」(7日、有明アリーナ)

 世界ランキング26位の日本は、国内最後の公式戦として同50位の韓国と対戦し、勝利した。5日の第1戦は84-83で痛恨の黒星。6、7月の強化試合3試合で2敗1分けと勝ち星がない中、何とかリベンジを果たし、8強入りを目指すパリ五輪へ弾みを付けた。

 この日も平均年齢24歳と若手主体の韓国の勢いに序盤からやや劣勢に立たされ、3ポイントも3本決められ、第1Qを19-22と追いかける展開となった。第2Qも厳しい時間帯が続いたが、ホーキンソンを中心とした攻撃で反撃。一気に逆転し、4点リードで折り返した。

 第3Qに入ると、この日、NBAのメンフィス・グリズリーズとの「エグジビット10」契約が発表された河村が、連続3点シュートでチームに勢いをもたらし、そのまま一気に突き放した。

 ホーキンソンがチームトップの34点をマーク。河村も17点をたたき出した。

 現在は代表候補16人で活動中で、この日の試合をもって4人が削られ、五輪メンバー12人が決まる。この日のメンバーでは金近廉(千葉J)は2戦連続で外れた。ポイントガードは富樫勇樹(千葉J)、河村勇輝(横浜BC)に加えて、テーブス海(A東京)、佐々木隆成(三遠)も入り4人体制。センターも渡辺飛勇、川真田紘也(長崎)の2人が入った。八村塁(レーカーズ)はコンディション調整で、渡辺雄太は左ふくらはぎ肉離れの治療を優先して欠場した。

 当落線上とみられる選手では川真田が7得点1リバウンド、渡辺飛が7得点3リバウンド、佐々木隆成は無得点、ジェイコブス晶は8得点7リバウンドだった。

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