男子110メートル障害・泉谷駿介 3位止まりで惜しくもパリへ弾みつけられず 米国勢強豪相手に「五輪では3番に入れれば」
「陸上・ダイヤモンドリーグ」(7日、パリ)
世界最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ(DL)が行われ、男子110メートル障害決勝でパリ五輪代表の泉谷駿介(住友電工)が13秒16で3位となった。同代表の村竹ラシッド(JAL)は両脚のけいれんで棄権し、サシャ・ゾヤ(フランス)が13秒15で優勝。男子3000メートル障害でパリ五輪代表の三浦龍司(SUBARU)は今季自己最高の8分10秒52で7位だった。
序盤、泉谷は2台連続でハードルを倒した。3位止まりで、会場こそ違うが、4週間後から五輪のレースが始まる同じパリでのDLで大きく弾みをつけられなかった。12秒台を連発する世界選手権3連覇中のグラント・ホロウェーら米国勢が強く「五輪では3番に入れればラッキーかな」と冷静に足元を見つめつつ、仕上げに入っていく。