かど番の大関貴景勝が今場所出場明言 数日前熱中症症状も「問題ない。場所に向けて頑張るだけ」
「大相撲名古屋場所・初日」(14日・ドルフィンズアリーナ)
9度目のかど番で臨む大関貴景勝(常盤山)が9日、名古屋市天白区の部屋で稽古し、途中休場明けの今場所の出場を明言した。数日前に熱中症のような症状で体調を崩し、相撲を取る稽古は控えているという。
それでも「問題ない。場所に向けて頑張るだけ」と気迫をにじませた。この日は四股やてっぽうなどに励んだ。「今、焦ってもしょうがない。5、6月にやることはやってきた」と語った。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)は「首の状態もあるし、様子を見ながらやるしかない」と悩ましそうに話した。