BMX代表の中村輪夢 パリ五輪で「1位を持ってこられたら」 阪神の劇的勝利にも大興奮
自転車BMXフリースタイル・パークでパリ五輪男子代表の中村輪夢(22)=ウイングアーク1st=が11日、京都府宇治市内で公開練習を行った。
3年前の東京五輪は5位と悔しい結果に終わった中村は「僕のスタイル的に1位か最下位かみたいな感じ。1位を持ってこられたらと思っています」と気合十分。約30分の練習でたっぷりと汗を流した。
練習場の横にはサウナが設置してあり、この日も練習後に整った。その姿を多くの報道陣のカメラに収められるも、終始リラックスした表情で記者と言葉を交わしながら時間を過ごした。
五輪代表選手でもあるが、虎党の一面もある中村。「ほぼ全試合見ています!!」と、時にはサウナで整いながら観戦。激戦が続く戦いの中でも「DeNA戦の原口さんが打った試合は厳しい試合だったと思うので、(サヨナラの場面は)『ウォ!!』ってなりました」と、7日の試合では大興奮した。
阪神からも刺激をもらい、いざパリへ。「今は気持ち的にも練習の感じてきにもいい感じにいけているので、早くそれを大会で出したいな」。22歳の若武者が2度目の五輪で、今度こそメダル奪取へ静かなる闘志を燃やしている。