バレー男子・ブラン監督退任へ パリ五輪を集大成に 21年東京五輪で日本を8強入りに導く
バレーボール男子日本代表のフィリップ・ブラン監督(64)がパリ五輪を最後に退任することが12日、関係者への取材で分かった。コーチ時代を含めて日本で8年目を迎え、パリを集大成にする意思を固めたという。五輪後は韓国のクラブチーム、現代キャピタルの監督就任が決まっている。
現役時代はフランス代表で活躍し、引退後は母国の監督やポーランドのコーチを歴任。2017年に中垣内祐一前監督に招かれ、2大会続けて五輪を逃すなど低迷していた日本のコーチに就任。戦術や練習メニューの立案を担い、堅守を構築。速攻などコート中央を重視した攻撃を浸透させ、21年東京五輪では29年ぶりに8強入りさせた。
その後は監督に昇格。昨年はネーションズリーグ(NL)で3位となり、パリ五輪出場権も獲得。今年もNLで2位に食い込むなど日本を世界のトップを争うまでに引き上げた。
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