朝紅龍の弟・石崎が白星デビュー 大の里の日体大同期「とりあえず1勝できて良かった」

 「大相撲名古屋場所・初日」(14日、ドルフィンズアリーナ)

 十両朝紅龍の弟で幕下最下位格付け出しの石崎(高砂)が白星デビューを飾った。大飛翔(追手風)に対して立ち遅れたが、左を差すと体を入れ替えて寄り切り。「緊張し過ぎてあんまり覚えていない。とりあえず1勝できてよかった」と、安堵(あんど)の笑みがこぼれた。

 日体大相撲部出身で、新関脇大の里や十両阿武剋の同期。一度は教員の道に進んだが、同級生らの活躍に刺激され、角界入りした。初めて上がったプロの土俵は「全然アマチュアと違う緊張感があった。雰囲気に飲まれそうになりました」。それでも、昨年の全日本選手権3位となった実力を発揮し、勝利をつかんだ。

 兄からは「いつも通りにいけ。練習通りにいけば絶対に勝てるから」と助言を受けていたという。期待に応える快勝で幸先のいいスタートを切り「1勝1勝していくだけ。先のことは考えていない」と意気込みを新たにした。

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