若隆景「やっと戻って来たなという気持ち」479日ぶり幕内星 昨年4月に損傷した右膝前十字靱帯の再建手術

 若隆景(左)が押し出しで狼雅を破る
 狼雅(左)を攻める若隆景
 狼雅(奥)を破る若隆景(撮影・石井剣太郎)
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 「大相撲名古屋場所・2日目」(15日、ドルフィンズアリーナ)

 再入幕の若隆景(荒汐)は狼雅(二子山)を厳しい攻めで押し出し、初日を出した。幕内では右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷しながら勝った昨年春場所13日目以来479日ぶりの白星。表情こそ変えなかったものの「やっと戻って来たなという気持ちです」と話す言葉に実感がこもった。

 昨年4月に靱帯の再建手術を受け、3場所連続で全休。関脇から幕下まで番付を落として昨年九州場所で復帰し、4場所かけて再入幕を果たしていた。「早く幕内の土俵でとりたいという思いでやってきた」と振り返った若隆景。慣れ親しんだ幕内の感覚を思い出しつつあるといい「また明日に向けて、気を引き締めてやっていきたい」と意気込みを新たにした。

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