「大相撲名古屋場所・5日目」(18日、ドルフィンズアリーナ)
かど番の大関貴景勝はくせ者の宇良を寄り切って2勝目。頭で当たってから二の矢で浅いもろ差しになると、ガムシャラに走って寄り切った。
気迫あふれる内容で連敗を2でストップ。淡々とした表情を変えず「勝たなきゃいけないので、また明日も勝ちにつなげられるような準備をするだけ」と次を見据えた。2021年秋場所では、序盤2勝3敗から巻き返してかど番脱出の経験も。八角理事長(元横綱北勝海)も「こういう勝ち方がきっかけになれば。気持ちしかないでしょう」と奮起を期待した。