安藤美姫さん 16歳教え子との報道受け涙の謝罪、内容は「事実無根」と主張 今は「リンクには行けてない」

 フィギュアスケートで元世界女王の安藤美姫さん(36)が19日、インターネット放送ABEMAの報道番組「Abema Prime」に出演。一部週刊誌に報じられた、教え子との報道について謝罪したが、内容については「事実無根」と否定した。

 安藤さんを巡っては、6月27日発売の「週刊文春」が、16歳の教え子が大阪・USJで“手つなぎデート”をしていたと報道。安藤さんは前日の26日に自身のX(旧ツイッター)で「誰も信用できない」「あなたたちは真実を知らない」などと英文でつづっていたが、報道に直接言及はしていなかった。

 安藤さんはこの日の番組冒頭で「先日から週刊誌で報道されていることについて、私事なんですけれども、少しだけお時間をいただいて、自分の口で、言葉でお話ししたいなと思って、お時間いただきます」と発言。

 「今、しっかりとした大人として、そして指導者としても、自分の配慮の足りない軽率な態度によって、スケート関係者の皆さま、そしてスケートを通じてお世話になっていた。スポンサーの皆さま、メディア関係の皆さま、そして一番は、自分の家族と、携わっていたスケーターの皆さんに対して、本当に心からご迷惑をお掛けしたなと思って。この場をお借りしてしっかりと言葉を、伝えたいなと思いました。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 その上で、「記事の中にもあるように写真だったり、タイトルの中でその記事を見てくださった一般の皆さまに誤解されるような行動は、本当に今後、慎んでいきたいなと思ったのと同時に、そういった関係性っていうのはもちろんなく、フィギュアスケーターとして、コーチとして、いろんな選手と携わっていくうちに、スケートのことに関しては本当に強い気持ちを貫いてやってきたので、そこだけはしっかりとご理解いただけたら、選手に対しての迷惑というのはかからないと思いますので、一部報道は事実無根ということだけは、しっかりともう一度、記事と同じようにお伝えさせていただきたいなと思います」と言い切り、「本当に申し訳ありませんでした」と再度謝罪した。

 報道後の状況については「しっかりと今後、見つめ直して」と語り、「今は自分の行動にしっかりと反省する時間も大事だと思うので、リンクにはまだ行けてない」とも説明。「フィギュアスケートは自分の人生でやってきたので、出会える皆さんとのご縁を大事にしていきたいと思うので、また氷の上で皆さんにお会いできるように、しっかりと準備もしていきたいなと思いますし、コーチとしてもしっかりと。選手を育てていきたいっていう思いは変わらないので、そうなれるようにしていきたいなと思います」と涙声で訴えた。

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