尊富士が8日目から途中出場 新入幕V春場所以来の復帰「体はいい感じになっている」右足首のケガ回復

 「大相撲名古屋場所・7日目」(20日、ドルフィンズアリーナ)

 東十両2枚目の尊富士(伊勢ケ浜)が、8日目から途中出場することが決まった。発表された8日目の取組で、阿武剋(阿武松)との対戦が組まれた。

 尊富士は春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝の快挙を達成。同場所14日目に右足首の靱帯(じんたい)を損傷した影響で、夏場所は全休していた。今場所も初日から休場したが、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は場所前、途中出場する可能性を示唆していた。

 尊富士はこの日、名古屋市内の部屋宿舎で朝稽古に参加。幕下以下の力士を相手に立ち合いを確認するなどして汗を流した。稽古後に「体はいい感じになっている。だいぶ立ち合いは戻ってきた。不安はないです」と話していた。

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