女子レスリングでアテネ、北京五輪で銅メダルを獲得し、現在はタレントとしても活躍している浜口京子（４６）が、２７日放送のフジテレビ系「有吉くんの正直さんぽ」にゲスト出演。まだ現役を引退していないことを明かした。

　くしくもパリ五輪開幕日の放送となった番組で、アンタッチャブル・柴田英嗣から「オリンピックとか近くなって、触発されたり、思い出すみたいなことある？」と水を向けられると、浜口は「オリンピックの年になりますと、やる気がアップというか、モチベーション、モードがアップして、レスリングの練習に…」と応じた。

　続けて有吉弘行から「はっきりとまだ引退宣言してないもんね？」と問われると「いさぎ悪いんで…、引退してないです」と回答。「やっぱり自分との勝負というか、勇気がなくて引退してないです」とし、「アスリートとしてはまだまだちょっと未熟な部分がありますね。勇気がないから」とほほ笑みながら話した。

　有吉が「そうだね」と答えると、柴田は「えっ？どのへんが？成熟しまくってる。２回取ってんだよ、オリンピックでメダル」と激しくツッコんで爆笑した。浜口は父にプロレスラーのアニマル浜口をもち、１９９５年にレスリングの全国大会初出場。世界選手権では９７からの３連覇を含む５回の優勝を誇る。２０１６年のリオ五輪に向けて出場予定だった１５年の日本選手権を欠場し、競技の第一線からは退いていた。