朝阪神は白星締めならずも5勝2敗 秋場所で三段目復帰確実「当たりをもっと強くしたい」1月に体験入門した阪神・森下の活躍喜ぶ

 「大相撲名古屋場所・千秋楽」(28日、ドルフィンズアリーナ)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする西序二段13枚目の朝阪神(高砂)は将軍(錣山)に突き落とされて、5勝2敗で今場所を終えた。終始攻めて押し込んだ土俵際で回り込まれてバッタリ。「最後に自分の悪いところが出た」と反省しつつ「前に出られて負けたので、そこはまだいいかな」と前向きに捉えた。

 2場所連続の勝ち越しで、過去2度、6勝している7月の本場所では3年連続の勝ち越し。「6番も狙っていたんですけどね。でもケガもなく終われたので、それが一番」と明るい表情で振り返った。来場所は三段目復帰が確実。「この位置より自分から当たって攻めていかないと勝てない。当たりをもっと強くしたい。(苦手の)小さい相手にも当たれるように。稽古して克服できれば」と課題を挙げた。

 大阪府泉大津市出身で、幼少期からプロ野球・阪神の熱烈なファン。18年春場所で朝塩本から改名した。1月に高砂部屋に体験入門した阪神・森下が、前夜の中日戦で今季初となる猛打賞の活躍。注目選手に挙げて応援している朝阪神も「3安打してましたね」と喜び「3位にも戻ったし、頑張ってほしい」と巻き返しに期待を寄せていた。

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