横綱照ノ富士が敗れ隆の勝が勝って3敗で並ぶ 名古屋場所Vは優勝決定戦へ
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「大相撲名古屋場所・千秋楽」(28日、ドルフィンズアリーナ)
横綱照ノ富士が大関琴桜に逆転負け、1差で追う平幕隆の勝が関脇大の里を破ったため、両者は12勝3敗で並び、賜杯行方は優勝決定戦へ持ち越されることになった。
隆の勝は立ち合いから積極的に前に出て大の里を圧倒し、押し出しで3敗を守った。
一方、前日、隆の勝に不覚を取った照ノ富士は圧力をかけて前に出たものの、琴桜に上手だし投げで敗れて、2連敗でついに並ばれた。
照ノ富士が勝てば、優勝決定戦の末に勝った1月の初場所以来、3場所ぶり10回目の優勝となる。隆の勝が勝てば、初優勝で、13日終了時2差からの逆転Vというミラクルとなる。