新十両の大青山 同学年の大の里らに追いつく飛躍期す「同い年で上に上がっている人たちもいる」中国内モンゴル自治区出身

 新十両昇進が決まり、師匠の荒汐親方(右)と握手する大青山
 新十両昇進が決まり、ガッツポーズをする大青山
 新十両昇進が決まり、笑顔でポーズをとる大青山
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 日本相撲協会は31日、大相撲秋場所(9月8日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、大青山(荒汐)と木竜皇(立浪)の新十両昇進、欧勝海(鳴戸)の再十両を決めた。

 大青山は中国内モンゴル自治区出身。相撲留学した静岡・飛龍高から荒汐部屋で約3年の研修生活を経て、2022年初場所で初土俵を踏んだ。右手首の骨折、手術で全休した同年秋と九州の2場所を除く13場所すべてで勝ち越し。東幕下2枚目で臨んだ名古屋場所は7戦全勝で優勝し、関取昇進に花を添えた。正式に吉報が届き「うれしかった」と笑みを浮かべた。

 192センチ、157キロの体を生かした突き押しと寄りが武器。初土俵から2年半の新十両にも「同い年で上に上がっている人たちもいる。大の里関、北の若関、みんな上で活躍している」と、同学年の関取衆に追いつくような飛躍を期した。

 師匠の荒汐親方(元幕内蒼国来)は「コツコツ努力して強くなるタイプ。体が大きくて柔らかさがある」と評価。同じ内モンゴル出身のまな弟子に「彼のお父さんがレスリングの同じ道場の6年先輩で、彼が生まれた頃から知っている。すぐに私の番付と超えてほしい。十両は通過点と思って、一番上を目指してもらいたい」と期待をかけた。

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