石川佳純さん 早田ひなの準決敗戦見て左腕異変を察知「本人が言うまで私は聞かない」→銅メダルに歓喜、抱きしめる「ここまでのけがは」
フジテレビ五輪SPキャスターの石川佳純さんが4日、「Mr.サンデー」に出演。五輪中に利き腕の左腕に激しい痛みに襲われるも、女子シングルスで銅メダルを獲得した早田ひなを取材した様子が伝えられた。
石川さんは、準決勝でストレート負けを喫した早田にインタビュー。異変を察知し、早田が立ち去った後に「痛いんだと思いますよ。どこか手が。多分手が痛い。手を凄くグルグルにしてて」と語っていた。この様子が、早田の銅メダル獲得後に放送された。
石川さんは、3位決定戦後は、痛み止めを打って制した早田を「よくがんばったね」とインタビューで抱きしめた。
番組で石川さんは「緊張していつもより力が入ってる分、けがもしやすくなったり。焦る気持ちも大きくなってしまいますよね」と指摘。
宮根誠司から早田にあえて左腕の痛みについて聞かなかったことを問われると、「やはり早田選手は凄くパワーヒッターなんですけど、試合を見ていていつもの強打が少ないなと思っていて、そのあと、手を気にしている仕草も見えたので、やはり手が痛いんだろうなとは感じていたんですけど」と説明。そのうえで「早田選手が言うまでは、私は聞かないっていうふうに(決めて)自分自身は質問をさせていただきました」と語った。
3位決定戦では、違和感がある中で「緩急をつけて試合の中で工夫して点数をとり、この3年間積み重ねた戦術の引き出しを感じました」と語った。「なかなか、ここまでのけがは想定してなかったと思う」とする一方で「ここ一番の集中力は凄いなと思いました」と語った。