池江璃花子「悔しい気持ちが強い」28年ロス五輪へ「4年でどこまで自分が成長できるんだろう」

 子供にビート板を笑顔で渡した池江璃花子
 イベントに出席した池江璃花子
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 パリ五輪に出場した競泳女子日本代表の池江璃花子(24)=横浜ゴム=が13日、都内で行われた日本水泳連盟100周年記念イベント「みんなが泳げるニッポンへ ビート板寄贈プロジェクト」に出席した。

 パリ五輪から帰国後、初めて公の場に登場。出場した女子100メートルバタフライとリレー2種目はいずれもメダル獲得には届かなかった。池江は「五輪は3大会目でリオ五輪ぶりに有観客でレースをすることができて世界選手権とは違った雰囲気で、自分の中で緊張が勝ってしまったなというのはあったけど、試合自体は楽しくて大いに盛り上がる試合でした」と話した。

 一方で「個人の種目は自分の中で悔しい結果でした」と振り返った。その上で「病気をして復帰してから約4年がたって、世界12位まで戻って来られるということは自分の力は出し切れた結果ではあった」と捉えつつ、「やっぱり自分の理想とするタイムではなかったですし、自分の力はこんなものではないって思っていたのですごく悔しい気持ちが強い」と振り返った。

 改めて28年ロサンゼルス五輪に意欲も示した。「4年で12位まで戻ってこられたという気持ちと、あとはさらに4年後のロサンゼルス五輪に向けてすごく楽しみになった。4年でどこまで自分が成長できるんだろうっていう気持ちになった」と語り、「全力でこの4年間を頑張っていってその結果が出なかったとしたら、それはもう自分の人生。自分はそういう力がなかったわけではなくて、これが一つの自分の人生であったなと思える4年間にしていきたい」とリベンジを見据えた。

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