桐生祥秀 28年ロス五輪へあらためて意欲「4年後にはロスもある。1年1年やってみて目指す感じ」陸上日本代表が帰国
パリ五輪陸上日本代表が13日に帰国し、メダリストを除く入賞者が都内で取材に応じた。5位となった男子400メートルリレーの桐生祥秀(日本生命)=は「やっぱメダルを持って帰って、違うところで記者会見をしたかった」と悔しさをのぞかせた。「来年は東京世界陸上もあるし、4年後にはロスもある。1年1年やってみて、ロスを目指す感じで」と28年ロサンゼルス五輪への意欲をあらためて表明。パリ五輪はリレーのみの出場だっただけに「100メートルの舞台でしっかりレーン紹介されたい」と、個人種目での出場を誓った。
アジア記録を更新して6位に入った男子1600メートルリレーの佐藤拳太郎(富士通)は「メダルを本気で狙っていたチームだからこそ、悔しい気持ちの方が勝っている。まだまだ世界との差を痛感している」と率直な心境を吐露。自己ベストを更新して5位の男子高跳び代表・赤松諒一(西武プリンス)は「今まで一番いい跳躍ができたかな。自信につながる試合になった。跳んでいて一番楽しい大会だなと思っていた」と笑顔。結果を残して日本に戻り「おすしとかを食べに行きたい。あと僕は結構、猫が好きなので、猫カフェにちょっと行きたい」とオフの楽しみに思いをはせた。