張本智「最初から最後まで恥ずかしい戦いはなかった」早田ロスリベンジ意欲「4年後に心技体究極に」 卓球代表が帰国会見

 会見に出席した(左から)パリ五輪卓球男子・張本智和、戸上隼輔、篠塚大登(撮影・佐々木彰尚)
 帰国した卓球男子の張本智和(撮影・佐々木彰尚)
 帰国会見に出席したパリ五輪卓球団体の銀メダリスト・シングルス銅メダリストの早田ひな(撮影・佐々木彰尚)
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 パリ五輪を終えて羽田空港に帰国した卓球日本代表が13日、都内で会見を行った。女子の早田ひな(日本生命)、張本美和、平野美宇(ともに木下グループ)、男子の張本智和(智和企画)、戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)、男子監督の田勢邦史氏、女子監督の渡辺武弘氏の計8人が出席した。

 女子では早田がシングルで銅メダルを獲得し、団体では2大会連続の銀メダルを獲得した。男子では、張本智がシングルス準々決勝で世界王者の樊振東と激突し、フルセットの死闘を繰り広げたが敗退。同団体では3位決定戦で開催国のフランスに押し切られ、3大会連続のメダル獲得とはならなかった。

 張本は「結果を見ればメダルなしの悔しい結果でしたが、最初の混合ダブルスから最後の男子団体まで恥ずかしい戦いではなかった」と吹っ切れた様子。「次は結果を突き詰めて、内容と結果を結びつけられるような大会にできたら」と前を向いた。

 早田は「金メダルを目標に頑張ってきたけど、シングルスの準々決勝が終わって(左)腕をけがをしてしまった。やっぱりこの結果には満足はいっていない」。4年後に向けて「けがしてしまったことを踏まえて次に生かせるように。4年後に心技体を究極に持っていけるように、また挑戦していきたい」とリベンジを誓った。

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